罗辑思维TMall店
毎回書くと自分の日本語力の乏しさを痛感する、私。もっともっと書かないと、練習になりませんしね。またちゃんと書こうとすると、調べる時間が足りない。。全部記事のクオリティーに悪影響します。まあ、とりあえず書けるところまで書いてみようの気持ちも大事かと思います。
さて、先日中国でネットのおけるマーケティングの事例が確認できていて、本題である「自媒体」および「网红」という二つわかりにくい中国語が出てきます。定義が人によって、解釈が違うようでして、
「自媒体」とは何？
簡単にまとめると個人でWEB経由で独自のコンテンツを発信し、メディアに成り立つことです。おおむね、各分野の専門家たちがSNS経由で、コメントを発信し、人気を獲得していました。中国で代表的なのは「罗辑思维」（YouKuのチャンネル）WeChat経由で、朝6：30を音声メッセージを発信し、毎週金曜日にYouKuに動画を配信している。数多くのファンを獲得し、中国で一番収益を上げている自媒体と言われてます。YouKuでの総再生数は3.5億を超え、WeChat公众号（Line@みたい？）のファン数は610万人、購入者は73万人に及ぶ。2015年10月のシリーズBの調達で13.2億元（約230億円）の評価額でした。2015年度のコンテンツ収入（年会費、出版など）も1.5億元（約26億円）でした。おそらく中国で一番収益高い「自媒体」です。最初は個人で人気になって、マネタイズで困る人達がたくさんいるなか、罗辑思维のユニークなところです。当然チームワークも大事です！ちなみに、罗辑思维は100人ぐらいのチームで運営されています。
「网红」とは何？
WEB上で人気になった人のことです。私の理解ではただこれだけです。ネット上の有名人の感覚です。最初はいろんなきっかけに偶然に人気になった中心でしたが、最近、専門の業者により、プロダクションされるようになりました。その中、ユニークな動画のコンテンツを配信「papi酱」（パピちゃん）という人は現在最もホットな存在になっています。特に2016年2月13、14日あたりから、各メディアによる露出で、知名度が急上昇しています。
YouTubeチャンネル
YouKuチャンネル
もうちょっと見てみると
Baiduのキーワード検索トレンドによる、急上昇することは一目瞭然です。タイミング的には2月13日は中国旧正月の長期休み明けの日だったのです。結果的に、計画的に露出を増やしていたことになります。まず、2月13日にバレンタインデーのネタ動画をアップし、トレンドが上昇させ、23日にまた、中国の人気芸能人angelababyの事務所に入籍が発表され、
本人が否定し、話題を無理矢理で作りました。
2月28日、中国人気スタートアップ情報メディアである36氪（36kr.com）の記事にされ、直近まで、各メディアに記事されているようになった。
3月15日に
「papi酱估值10个亿，听听这五位投资人怎么说？」評価額が10億元説
「papi酱到底值不值3个亿，谈网红应该如何估值」評価額が3億元説
が浮上され、
3月18、19日あたりにWeiBo（微博，中国人気SNS）で下記の内容が急拡散されていました。
罗胖和papi酱，罗胖：我花了3年多，粉丝到6百万，你花了4个月粉丝1千万，我每天甩脑浆，讲个哲理故事，你每天网上刨几个段子的呗几句，我们团队上百人，一年收入2亿多，现在估值13亿，你一个人，还啥也没开始卖，估值3个亿。你叫叔叔怎么能好好睡得着。
大体の意味は罗振宇氏がpapi酱に、我々（罗辑思维）三年超の運営で、ファン数は600万台、あんたがたったの4ヶ月で、ファン数1千万台。我々は100人のチームで、毎日ネタ探しに疲れ、年商2億元で、評価額が13億元。あんた一人で、マネタイズしてないのに、評価額が3億元。云々
その後、罗振宇氏WeChatにて否認し、評価額1億元で1200万元の投資を発表しました。
21日に初のコラボの内容を発表しました。それは、4月21日でpapi酱初の広告をオークションにすることでした。
双方ともWEBマーケティングのプロであり、初のオークションの結果も楽しみですね。
追記：結果は「丽人丽妆」が2200万元で落札されました。
まとめ
「自媒体」および「网红」は個人運営が中心である中、成長とともに、法人化しているトレンドになっています。
発信チャンネルは「自媒体」は記事コンテンツが多いのでWeChatを中心に運営しているケースが多いですが、「网红」は動画などのコンテンツがWeBoを中心に運営することが多いです。また、組織化されているところは多チャンネル化することも増えています。マネタイズできる手段としては、有料コンテンツ販売、広告やネットショップ運営などです。罗辑思维とpapi酱のコラボによる化学反応も楽しみです。
