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最近話題のチャットボット「Chat Bot」の価値は?

最近はLINE、FACEBOOK、MIROSOFTほぼ一斉にChatBotのサービスを発表している中、どんなことが起こるでしょうか。

Botとは、人間に代わって作業を行うコンピュータープログラムの総称で、ロボット(Robot)が語源みたいです。そして、ChatBotはBotが人間とチャットで会話できるようなものです。それで、人間がいろんな指示などをして、AIが仕事してくれる期待できます。しかし、現在のAIは人間の会話を理解することがなかなか実用レベルになってないです。それができるまでは時間の問題だけだと思います。

現段階でのChatBotの価値をどう考えるべきかについては、個人的な考えは下記二つだと思います。

1)メッセンジャーアプリがインタネットの入り口になる

PC時代では、インタネットの入口はポータルサイトおよび検索エンジンが主流ですが、スマホ時代では、APPです!しかし、過剰なAPPが存在するなか、素晴らしいものはたくさんありますが、ユーザーがよく使うAPPが限りがあります。特にメッセンジャーアプリが最も使う頻度が高いAPPになりつつであります。それを公開して、プラットフォーム化を進めば、運営側にとって限りなく大きなビジネスチャンスにつながりますし、中小企業にとって高騰するAPP開発費・運営費を比較的に安くサービスを作れて、ユーザーにとってもっと使いやすいサービスになるので、トリプルWINなことです。これは素晴らしいところです。

2)AIを育つ

前述したように、AIはまだ会話できるレベルすらなっていません。それから、人間のアシストできるまでは、まず、人が話している内容を良く理解しないといけません。それを解決するために、機械学習させるために、データのサンプルがいります。まさに、チャットプラットフォームをたくさんの人、企業を巻き込んで、サンプルが一気に増やすことができます。そして、AIも成長していくはずです。

■潜在的なリスク

うまい話しで、トレンド的にもすごくいいですが、すべての機能はスマホのAPPをベースとした構成ですので、スマホシェアの2強アップルとグーグルはどう対応していくのかも面白いところかと思います。特に、検索にすごく脅威的な存在ですので、検索の入口が変わっていくはずです。

■中小企業はどう見るべきか

答えは使える分を使って、自社のビジネスの成長に役を立つことできれば、とことんに取り入れた方が得です。

■ChatBot使い道

使い道はいろいろありますが、個人的にコミットしたいのはやはりECです。EC事業者の皆様に対して、もっと開発しやすい環境を提供して、カスタマーサポート、集客や転換率の改善などに役立たつではないかと思っております。現在はいろいろ計画しておりますが、詳細が決まり次第にご報告いたします。また、チャットボット開発や需要のある方がご連絡いただければ幸いです。

古い中国関連情報を少し触れますが、アリババグループが運営する「千牛」というチャットプラットフォームが、ECショップ運営側の負担を軽減するために、すでに2014年の時にチャットボットを開発されていました。現在結構活躍しているので、日本でも、チャットボットの活躍の日は遠くないでしょう。